dカードプラチナ徹底解説!高額な年会費を上回るメリット・特典と、後悔しないためのデメリット、審査基準とは

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ドコモユーザーなら誰もが憧れる「dカードプラチナ」。

通常のゴールドカードをはるかに凌ぐ豪華な特典と、破格のポイント還元プログラムが魅力のプレミアムカードです。

しかし、年会費は29,700円(税込)と高額。

「本当に年会費以上の価値があるのか?」「どんな特典が使えるのか?」「自分でも審査に通るのか?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

本記事では、dカードプラチナのメリット・特典から、契約前に知っておくべきデメリット、そして年会費審査基準まで、徹底的に解説します。

この記事を読めば、dカードプラチナがあなたにとって最適な一枚なのかがわかります。

dカードプラチナのメリットや特典

dカードプラチナの年会費(29,700円・税込)を上回る価値を生む、主なメリット・特典を5つご紹介します。

dポイント還元率が最大20%にアップ!

dカードプラチナの最大のメリットは、dポイントの還元率です。

通常のdカードやdカード GOLDは、利用金額に応じて1%〜10%の還元率ですが、dカードプラチナでは特定の条件を満たすと、なんと最大20%(*1)の還元率を誇ります。

1万円払っている場合、2000ポイント貯まるので、ドコモユーザーに魅力的な特典です。

「対象のドコモのご利用料金」にはケータイの使用料だけでなく、光回線サービス「ドコモ光」も含まれています。たとえば、対象のドコモの料金を「dカード PLATINUM」で月々10,000円支払っている場合、毎月2,000ポイントも貯められます。

引用:「dカード」のプラチナのメリット・デメリット|ゴールドとどっちがお得?。ライフハッカー

特に、ドコモユーザーは、「ドコモの携帯料金・ドコモ光の利用料金」に対して、10%のポイント還元(*2)が受けられるのが大きな魅力です。

年間利用額が大きくなるドコモサービスで、プラチナカード特典をフル活用できれば、これだけで年会費分を上回るポイントを獲得することも可能です。

*1:年間利用額や対象サービス等、所定の条件があります。

*2:進呈対象や上限額には制限があります。

最高1億円の海外旅行保険・国内旅行保険

dカードプラチナには、最高1億円(*3)の海外旅行傷害保険と、最高5,000万円(*4)の国内旅行傷害保険が自動付帯します。

これは、多くのプラチナカードの中でもトップクラスの手厚い補償額です。旅行や出張が多い方にとって、万が一の事態に備えられる安心感は計り知れません。特に、海外での急な病気や怪我にも対応できる点が強力です。

*3:利用付帯の条件あり。

*4:自動付帯。

高級レストランの優待特典プラチナグルメクーポン

プラチナカードならではの豪華な特典が「プラチナグルメクーポン」です。

これは、全国の厳選された高級レストランにおいて、2名以上の予約で1名分のコース料金が無料になる優待サービスです。

家族や友人との食事や、特別な記念日などに利用すれば、たった一度の利用で数万円分の節約になり、年会費の元を取る大きな助けとなります。

国内外の空港ラウンジ無料利用(プライオリティ・パス付帯)

国内主要空港のラウンジが無料で利用できるだけでなく、dカードプラチナには「プライオリティ・パス」が付帯します。

プライオリティ・パスがあれば、世界148ヵ国、600以上の都市にある1,500ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用可能です(*5)。

フライト前のひとときを、静かで快適な空間で過ごせるため、海外出張や旅行が多いビジネスパーソンには必須の特典と言えます。

*5:家族カード会員は別途申し込みが必要です。

利用金額に応じた「dカードプラチナ年間ご利用額特典」

年間のカード利用金額に応じて、「dカードプラチナ年間ご利用額特典」としてクーポンが付与されます。

具体的には、年間利用額が100万円以上、200万円以上といった段階に応じて、dポイントやドコモ商品などと交換できるクーポンがプレゼントされます。

普段からカードをメインで利用する方にとっては、ポイント還元とは別に大きなメリットを得られる特典です。

dカードプラチナのデメリット

豪華な特典がある一方で、dカードプラチナの導入を検討する際に、後悔しないために知っておくべきデメリットも5つご紹介します。

年会費が29,700円(税込)と高額

dカードプラチナの最も大きなデメリットは、やはり年会費の高さです。

年会費29,700円(税込)は、一般カード(年会費無料)やdカード GOLD(11,000円・税込)と比較して非常に高額です。

特典やポイント還元で年会費以上のメリットを享受できない場合は、ただ単にコストがかかるだけのカードになってしまいます。特典の利用頻度や年間利用額をシミュレーションしてから申し込みましょう。

特典を使いこなせないとコスパが悪い

前述の通り、高額な年会費を払う以上、付帯特典を積極的に利用しなければコスパが悪くなります。

例えば、旅行保険や空港ラウンジ、プラチナグルメクーポンなどの特典を年に数回も利用しない方は、年会費の元を取るのが難しくなる可能性があります。

特にドコモユーザーではない方は、ドコモ関連の特典が活かせないため、さらにコスパが悪くなる傾向があります。

家族カードの2枚目以降は年会費がかかる

dカード GOLDの場合、1枚目の家族カードは無料ですが、dカードプラチナの場合、家族カードは1枚目から年会費11,000円(税込)がかかります。

ご家族でカードを利用したい場合、この家族カードの年会費も考慮に入れる必要があります。

ただし、家族カードでも本会員と同様の特典(旅行保険など一部を除く)を受けられるため、利用価値があれば検討する余地はあります。

ポイント進呈の仕組みが複雑になりやすい

dカードプラチナは、dポイントの還元率が非常に高い一方で、そのポイント進呈の仕組みが複雑になりがちです。

携帯料金、年間利用額特典、特約店など、様々な条件や上限額が設けられているため、「何にいくら使ったら何ポイントもらえるか」を正確に把握するのが難しいと感じるユーザーもいます。最大限のメリットを享受するには、ある程度の情報収集と管理が必要になります。

利用実績が少ないと付帯特典の還元率が低下する

dカードプラチナの目玉特典の一つに、2年目以降のポイント還元率アッププログラムがありますが、これは年間利用額が200万円以上といった高い水準が設定されています。

カードの利用実績が少ないと、この上位の還元率特典を受けられず、結果として特典の恩恵をフルに活かせないことになります。

普段の決済をdカードプラチナに一本化するなど、利用額を意識する必要があります。

dカードプラチナの年会費

dカードプラチナの年会費は、以下の通りです。

項目 年会費(税込)
本会員 29,700円
家族カード 11,000円(1枚目から)

dカード GOLDの年会費11,000円(税込)と比較すると、本会員で約2.7倍の金額設定となっています。

この高額な年会費は、前述した最高1億円の旅行保険プラチナグルメクーポン、そしてプライオリティ・パスなどの豪華な特典の対価と言えます。

dカードプラチナの審査基準

dカードプラチナの審査基準は、クレジットカード会社によって非公開ですが、公表されている申し込み条件と、一般的なプラチナカードの傾向から推測される審査基準について解説します。

申し込み条件(公式情報)

dカードプラチナの公式サイトで公表されている申し込み条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上(学生除く)
  • 安定した継続収入があること
  • 個人名義であること
  • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと

ポイントは「安定した継続収入」があることで、高額な年会費を支払い続けられるだけの経済的な信用力が求められます。

審査通過の目安となる年収・職業

具体的な年収額は非公開ですが、年会費やプラチナカードというグレードを考慮すると、年収400万円〜500万円程度が一つの目安になると考えられます。

また、公務員や大企業の社員といった安定した職業、勤続年数が長い方も審査では有利になると言われています。

ただし、年収だけでなく、過去のクレジットカードやローンの利用履歴(クレジットヒストリー)も重要視されます。延滞などの事故情報がないクリーンな信用情報が必須です。

ドコモユーザーは有利になる可能性

dカードプラチナはドコモと密接に関わるカードであるため、ドコモの長年の利用実績(ドコモの信用情報)があるユーザーは、審査において有利に働く可能性があります。ドコモ携帯料金やドコモ光の支払いを延滞なく続けていることは、安定した支払い能力の証明にもなります。

dカードプラチナメリット・デメリットに関するQ&A

Q: dカードプラチナにした方がいい人は?

A: dカードプラチナは、特に以下の条件に当てはまる方におすすめです。

  1. ドコモの携帯電話料金やドコモ光の利用料金が大きい方:
    • 対象となるドコモサービス利用料金に対して、**最大20%**のポイント還元を受けられるため、利用額が大きいほど年会費の元を取りやすくなります。
  2. 年間カード利用額が100万円以上の方:
    • 年間利用額に応じて**最大4万円相当の特典(年間ご利用額特典)**がもらえます。この特典とポイント還元を合わせることで、年会費以上のメリットを享受しやすくなります。
  3. 旅行・出張が多い方や、質の高いサービスを求める方:
    • 最高1億円の旅行保険や、世界中の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティ・パス、高級レストランのコース料理が1名分無料になる**「ダイニング by 招待日和」**などのプラチナ特典をフル活用したい方に適しています。

Q: dカードゴールドとプラチナどっちがいい?

A: 年会費と特典のバランスを考慮して選ぶのがおすすめです。

比較項目 dカード GOLD dカード PLATINUM
年会費(税込) 11,000円 29,700円
ドコモ利用料金の還元率 10% 最大20%
年間利用特典(最大) 最大1万2千円相当(*1) 最大4万円相当
空港ラウンジ 国内主要空港(ハワイ除く) 世界1,500カ所以上(プライオリティ・パス付帯)
レストラン優待 なし ダイニング by 招待日和(1名分無料)
ケータイ補償 最大10万円(3年間) 最大20万円(3年間)

dカード GOLDが良い人: 年間利用額がそこまで多くなく、ドコモ利用料金の10%還元と国内空港ラウンジがあれば十分という方。

dカード GOLDの特徴として、前年のお買物累計額が100万円(税込)以上の場合、1万円(税込)相当の特典やクーポンが進呈されるのもメリットだ。特典例はソニーの最新デジタル機器や高島屋のグルメなど、豪華商品が盛りだくさん。

引用:年会費を支払ってまで、dカードシリーズを利用するメリットとは? 無料にする方法や作り方を解説。ビジネスインサイダー

dカード PLATINUMが良い人: 年間利用額が大きく、ドコモサービスでの還元率を最大限に高めたい方、プライオリティ・パスやグルメ優待など、より豪華なプラチナ特典を利用して年会費以上の価値を得たい方。

*1: 2025年7月現在の特典内容に基づく情報です。

Q: dカードプラチナの年収基準は?

A: dカードプラチナの正確な年収基準は非公開です。

ただし、申し込み条件として「安定した継続収入のある満20歳以上(学生除く)」が公表されています。一般的にプラチナカードの審査では、年会費の高さから、年収400万円〜500万円程度が一つの目安になると推測されています。

重要なのは年収額だけでなく、勤続年数や雇用形態の安定性、そして過去の支払い履歴(クレジットヒストリー)に問題がないことです。

Q: dカードプラチナはいくら使えばお得になりますか?

A: 年会費の元を取るための「損益分岐点」は、利用する特典によって異なりますが、目安としては年間200万円程度の利用が損益分岐点の一つと言われることが多いです。

  • ドコモサービスの利用が大きい場合: ドコモ料金のポイント還元(最大20%)だけで年会費(29,700円)を上回るポイントを獲得できる場合、年間利用額が少なくてもお得になる可能性があります。
  • 年間ご利用額特典を考慮する場合: 年間100万円の利用で1万円相当の特典がもらえるため、他の特典と合わせて年会費の回収を検討しやすくなります。

Q: dカードプラチナのキャンペーンは?

A: dカードプラチナは、新規入会やアップグレードのキャンペーンを随時実施しています。

  • 例えばでは、新規入会&利用で合計最大20,000ポイントがもらえるキャンペーンなどが行われています。

最新かつ正確なキャンペーン情報は、公式サイトやキャンペーンページで確認することをおすすめします。

Q: dカードプラチナの切り替えは?

A: dカード GOLDなどのdカードからdカードプラチナへは、アップグレードの手続きで切り替えが可能です。

  • 通常、dカード GOLD会員専用のデスクやWebサイトから申し込みます。
  • 切り替え後、初回の年会費は日割計算ではなく、dカードプラチナの年会費29,700円(税込)が請求されます。
  • 新しいカードが届くまでには一定の期間がかかります。

Q: dカードプラチナの年間利用特典は?

A: dカードプラチナの年間利用特典は、前年度のカードお買い物累計額に応じて、最大4万円相当の選べる特典が進呈されるサービスです。

  • 特典内容の例: dポイント、ドコモ関連商品やサービス(ケータイ購入割引クーポン、dブック、kikitoなど)、カタログギフト(体験ギフトなど)などがあります。

利用額が高くなるほど、特典の金額もアップするため、カードのメイン決済として利用する方にとって非常に大きなメリットとなります。

特典の詳細は年によって変更される可能性があるため、最新の案内をご確認ください。

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