フジ子さん!1年以上継続率90%のオンラインアシスタント山田真也社長にインタビューをしてきた。

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notoya

新卒入社した企業でオウンドメディアを5カ月で8000PVから20万PVに伸ばす。 アフィリエイターとして独立をして、立ち上げ5カ月で37万PV。 今はwebマーケティングのコンサルをしていて、クライアントのニーズに合わせて、戦略立案から運用、仕組み化まで幅広く対応。 特に、コンテンツマーケティング、スタートアップは得意分野です。 ご相談は こちらから

こんにちは。

ブロガーののとやです。

最近スタートアップ界隈を偵察しているのですが、ふと思ったことがありました。

「スタートアップに詳しくなっているんだから、得意なところを活かしてブログで発信しちゃおう」

と。

特にスタートアップ界隈の情報ってなかなか上がってこないから、価値があると思うし。

ということで、今回はスタートアップ取材第一弾。

オンラインアシスタントをフジ子さんというサービスを運営している株式会社フジア代表取締役社長の山田真也さんにインタビューをしてきました。

フジ子さんは経理、人事、秘書、総務、web運用にいたるまであらゆることをアシスタントに依頼することができるサービスで業界水準の半額程度の安さが人気です。

フジ子さんのサービスを提供している山田真也社長の生い立ち、考え方やフジ子さんの戦略から想いまでざっくばらんに聞いてきました。



オンラインアシスタントとの出会い

Q,オンラインアシスタントを知ったのはいつですか?

大学卒業後、証券会社に入社してその後独立して投資会社を始めたんですけど、その時に「週4時間だけ働く。」 というアメリカでベストセラーとなった書籍でオンラインアシスタント(アメリカでは Virtual Assistant)の存在を知りました。

その本には、生産性と経済性を極限までに高めるための工夫が色々と書かれていましたが、著者(アメリカ人)はインド人のオンラインアシスタントを使うことのメリットをかなり紙面を割いて推奨していました。

その本を読んで自分もオンラインアシスタントが使えれば相当便利だぞと感じ、インド人オンラインアシスタントを使おうとしたのですが、早速壁にぶちあたりました。日本語の資料を渡しても理解ができないのです。

当然ですが、社内業務の書類は全て日本語だったので、インド人アシスタントのために英語訳するなんて本末転倒でバカらしいと感じたんです。

本の通りにインド人のオンラインアシスタントを活用できる日本企業というのは、当時なかったのではないかと思います。

インドネシアでの経験がフジ子さん誕生のきっかけに

投資会社はその後やめる事になり、その次には、インドネシアの日系の総合人材会社で人材サービス事業の責任者をやりました。

そのかたわら、フジ子さんを社内ベンチャーとして企画立案し立ち上げました。

当初は、日系企業が現地インドネシアでの日本人採用に苦戦をしている状況でしたので、手軽に日本人の手が借りられる人材サービスとしてインドネシアの日系企業向けに始めました。

ほとんどの顧客は大手企業で、日本人駐在員がユーザーとなって利用をいただいていました。

例えばレストランの予約とか、日本ではなんてことないことですけど、海外だとこちらの要求を通すのは案外難しかったりするんです。

対応に出てくるレストランのスタッフは少しの英語とインドネシア語しかできないということも結構ありますしね。

ですので「個室がいい」「アレルギーのお客さんがいるから配慮して」とかそういう交渉をお客さんの代わりにやったり、あとは普通の事務的な仕事。

エクセルを作ったり経理の処理を代行したり。

現在につながるような業務を請け負っていました。

その社内ベンチャーをスピンアウトさせてもらうような形で日本に会社を作ったのが今年の2月ですね。

フジ子さんの1年以上の継続率は90 %

Q,フジ子さんのサービスの継続率はどれくらいですか?

フジ子さんの1年以上の継続率は90%くらいですね。

持続可能な価格なんですよね。お客様にとって。

サービスがいくらよくても、もし時間単価が高いと、業務量が増えるほどお客様は内製化してコストカットをしたくなります。

あとは契約前に必ず無料トライアルを利用していただいているので、フジ子さんをどのように使うべきなのか、フジ子さんにどれだけの実力があるのか納得した上で使い始めていただいているというのもあると思います。

解約にいたるケースは?

Q,フジ子さんを解約する企業様はどのような会社が多いですか?

やはり出勤せずにアシスタントするので、同じオフィスで働く以上にコミュニケーションのツールを工夫したり、連絡を密にしてプロジェクトを進める必要があります。

しかし様々なお客様のご事情があり、例えば、連絡はメールだけでその他の連絡手段は電話やテレビ会議も全て NG というお客様も稀にいらっしゃるのですが、それだと指示にまつわるコミュニケーションがスムーズに取れず、解約にいたることがあります。

あとは、部門でフジ子さんの利用を展開いただいた時に、仕事を振るのが苦手な方を担当させていただいたケースです。

アシスタントが付いているのにこれまで通りご自分で一切の業務をされ、指示をいただけない場合があります。

それはアシスタントの問題というより、部下をうまく使いこなせないユーザー側の問題なのですが、私にはこれが一番悔しいです。

日本人は生産性が低いのか?

日本人の生産性が低いとする調査結果もあるのですが、私が一番悔しいのはそれと関係していて、ユーザーが部下(アシスタント)をうまく使えないのを見ると、その調査結果を証明された気がするからです。

世界的にみれば高い給料をもらっている日本人が、高い水準の教育を受けたにも関わらず部下をうまく使えず、いつまでも仕事の生産性を上げられないのか、と。

ただ、反面非常に嬉しいこともあります。

我々が想像している以上にオンラインアシスタントをうまく使われるユーザーの存在です。

アシスタントを縦横無尽に使い、たった一人で数事業の企画から運営まで回し、それぞれ売上も好調で、まさに一人で一個旅団並みの戦闘力を持つユーザーがいらっしゃいます (笑)。

事業も拡大していらっしゃるのでアシスタント契約時間も増える一方です。

契約時間が増えるにつれ、時間単価をお値引きさせていただく料金体系になっているのでそのお客様は非常に良い循環に入られています。

日本でも働き方改革が進んでいますが、企業にとって社員はますます貴重になり、先ほどのユーザーまでとはいかなくても、より高い生産性を求められます。

いずれ「一社員一アシスタント」のような時代もきて、さらにそれを AI が担っていく時代になっていくと思っています。

フジ子さんの料金が業界の半額近い理由

フジ子さんの料金が安い理由ですが、そもそもビジネスモデル自体が「このサービス料金を実現するのにはどうすればいいのか?」というところから逆算して構築されています。

結果的に、広告宣伝費はあまり掛けられませんが(苦)

フジ子さんはチーム対応で業務をこなしているんですけど、お客様に見えないところにレベルの高い業務とルーチンワークなどの単純作業を行う人にわけています。

人材を最適配置することによって、オペレーションの効率化を図っています。

他社さんの料金表を見ていると高いなぁと単純に思ってしまいます。

すでに Virtual Assistant という名前でサービスが普及しているアメリカでもこんなに高くないです。

今の料金を逆算した理由ですが、人材サービスなので社員採用と比較した時に、便利だな、安いな、と感じてもらえるようなサービス設計でないとそもそも事業を始める意味がないなと考えていました。

例えば、通常フルタイム社員には社保などの会社負担が25%ほどかかります。

それと比べると、フジ子さんのフルタイム利用時の1390〜1500円という時間単価は、実は時給1100円の社員を雇うのと同じようなコスト感覚で取り組んでいただける料金なんです。

この料金体系はフジ子さんの理念を実現するためにも、とても大事にしています。

これがもし時間単価3000円のスタッフであった場合、業務量が増えてきたらオンラインアシスタントを解約して、社員にしてもらいコストカットしたくなってしまうんです。

そのためこの「お客様にとって持続可能な」料金体系は、「貴重な社員を事務作業から解放する」という理念の実現のために必要不可欠なものなのです。

将来的には業務フローをより効率化すれば、フジ子さんの料金をもっと安くすることも可能だと思っています。

(フジ子さんの価格は他のオンラインアシスタントに比べて半額近いです。価格表は以下の通りです。)

継続できる価格で

2016年に新しく設立された法人の数、つまりスタートアップは12万社あるんですよね。

その中でオンラインアシスタントの潜在的なニーズは3割から5割、つまり毎年3万社から6万社くらいの新しいニーズが生まれてくるのではないかと考えています。

そのパートナーとしてオンラインアシスタントがお手伝いできるとすればものすごいビジネスチャンスです。

でも先ほどの話と同じですが、例えば時間あたり3000円とかであればスタートアップのときだけのサービス利用で終わっちゃうんです。

それならある程度企業が大きくなった時に、自社で社員を雇った方がよっぽど安いので。

でもそれってスタートアップ企業にとってぜんぜん便利じゃないんですよね。

企業がそのまま右肩上がりに業績が上がれば、人手も足りなくなり忙しい合間をぬって採用に時間をかけないといけないのが現状ですが、フジ子さんだと必要なとき必要なだけ人手を増やしたり、逆に減らしたりすることが可能です。

そんな業績拡大の中で、もしアシスタントの業務コストが高いと、当然、コストカットのためアシスタント業務を内製化するプロジェクトが立ち上がります。

そのため事務員の求人を出して、面接して採用して引き継いで。

それは、伸び盛りのスタートアップの経営者の足を引っ張っているだけで、本当の意味で便利なサービスじゃないと考えています。

スタートアップ企業が成長してもそのままフジ子さんを「永続して」使って頂けるような料金にはこだわっていきたいと思っています。

 優秀な主婦がフジ子さんを支えている

地方の在宅ワーカーがフジ子さんを支えています。

例えば社長秘書をされていた方とか、経理部門に詳しい方とか、ECサイトの運営をされていた方とか、いろいろな経歴の方が在籍しています。

企業で活躍していたけど出産や夫の転勤でリタイアしてしまった優秀な主婦層がオンラインアシスタントとして活躍していただいていますね。

起業家の生存率を上げていきたい

働き方改革の中で、働きすぎとされている方の業務内容をよく見てみると、フジ子さんのようなオンラインアシスタントが代わりに行えることが結構な割合で含まれていると思うんです。

これはスタートアップ企業も同じです。

雑多な作業にとらわれずメインの収益事業に集中して取り組むことができれば、より業績をあげることも可能だと思うので、こういった企業の方々が気軽に利用できるような環境にしたいですね。

あと、今スタートアップの中で一番大きなリスクが人を雇用することなんですね。

少し昔は、大きなリスクはオフィス賃料だったと思いますが、今ではレンタルオフィスやバーチャルオフィスの普及でそのリスクは大分下がりました。

人の雇用についても、オンラインアシスタントは普及しつつありますが、もっと業界として認知度が高まれば起業リスクは軽減されますし、スタートアップにチャレンジする人も増えたり、その生存率も改善するだろうし、ひいては次の日本を支えるいい産業も生まれやすくなるのでは、と考えています。

オンラインアシスタント「フジ子さん」の事業を通じて、スタートアップ企業や、起業を考えている方、生産性を高めたい企業の力になっていければと願っています。

取材をした感想

フジ子さんについて山田真也社長に取材してきた感想は非常に気さくで優しい方でした。

雰囲気も柔らかくて、相手への思いやりを持って接することが出来る方なのだと。

ベンチャーがオンライン秘書を使うべき理由という記事を書くくらい僕はオンラインアシスタントを使うべきと言っているのですが、今回の取材をして改めてフジ子さんを使うべきだなと思いました。

フジ子さんなどオンライン秘書を使うと業務効率化されるし、自分の価値が発揮できる分野に力を注ぐことができます。

経営者などに向いている人はバックオフィスに向いていない場合が多く、そこに時間を注ぐのはかなりもったいないんですよね。

フジ子さんは時給換算でもアルバイトに近い安さで仕事を依頼できるので、かなりおすすめです。

そのフジ子さんは現在無料トライアルを実施中なので、使ってみてはいかがでしょうか。

フジ子さんの詳細はこちらから

フジ子さん!今話題のオンラインアシスタント。評判はどうなの?料金は?

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